『北奧氣圏』十四號
『北奧氣圏』十四號 弘前市より発売されました♪
鎌田紳爾氏の「パリの足跡」は、ジャコメッティと矢内原伊作のパリの話。
伊作先生には習ってはおりませんが、先生の清楚な感じのお宅はわたしのところから700mほど駅よりの小川沿いにあって、表のバス通りを歩いておられるところを何度か♪ イギリス紳士ふうの端正なお姿でした。
石田和男さんの連載、「寺山修司を待ちながら」もとても具体的に書かれていて、毎回テーマがくっきりしていて、さすが演劇人♪と感動。
さて、比留間千稲の短篇「オガクズ」は、青春の塩辛さ…をいくぶんユーモラスに。
タイトルの「オガクズ」、古い方々ならご存じのモノ。ただし、小説中の意味はちょっと当て字ふうに。読んで頂ければ幸いです。
うれしい感想寄せられております。
たとえば、小説&イタリア学の澤井繁男氏は→→→
「女性の生理が巧みに埋め込まれたリズム感があってかつ艶やかな文体」
と。
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